Home » 製品 » 車両電源管理

インテリジェント車両電源管理システム IPS



 車載電子機器の故障の大半は、電源を入れた時に発生します。
 インテリジェントパワーシステム IPS は、その危険性を大幅に軽減します。 

●機器への電源供給を一定の時間遅らせます。
●電源が入る瞬間から電圧を監視し、規定値以外の時は電源供給を開始しません。
●電源電圧を常時監視し、異常が起こった場合には電源供給を制限します。
●トランジェント電圧サプレッサ(MOV)装備により、異常な高電圧を吸収します。
●リレーやスイッチの機械的な「ばたつき」によるチャタリングがありません。
●100%半導体方式により、オン・オフ時のスパーク発生がありません。

IPS_ON_400.gif
電源投入時の電源電圧状態サンプル


IPSは、以下のような場合に役立ちます。

IPS_H.jpg
IPS ハードケース
(配線の本数や色はバージョンによって異なります)

IPS_SOFT_400.jpg
IPS ソフトケース
(配線の本数や色はバージョンによって異なります)

車両の不安定な電源
 車両は家庭に比べて電源環境が非常に悪く、セルモーターの逆起電力や、コイルやリレーのスパイクによる異常高電圧の影響を直接受けます。

 例えばエンジン始動時、スターターが停止した瞬間に数十から数百ボルトが発生する事があります。またリレーやコイルの動作時も、同様に数十から数百ボルトのスパイクが発生します。

  セルモーター起動やライトの点灯時には異常低電圧となり、これも機器に負担をかけます。 また電源の瞬断などの電圧変動により多くの負担が生じます。 さらに、リレーやスイッチの機械的な「ばたつき」によるチャタリングも、放電を伴うような高電圧、短時間での電源オンオフや瞬断が発生します。

 これらの異常高電圧や低電圧、瞬断などに内部素子が耐えられず、多くの車載機器が故障する原因となります。
 特にバッテリーが小さく、発電量の少ない車両やバイクでは電子機器に大きな負担がかかります。

 昨日まで使えていたのに・・・という経験をお持ちの方が多いと思いますが、それは使用中より電源投入時やエンジン始動時に故障する場合がほとんどなのが原因です。

 ヒーターやエアコン、ヘッドランプ点灯時などでは瞬間的に電圧が低下することがありますが、そのような短時間の電圧低下や上昇ではカットされないようにタイムラグを設定しています。
 (ご希望の設定値の製品を選択してください)

 投入タイムラグ、カット電圧、カットタイムラグ、復帰電圧、復帰タイムラグに様々な仕様の用意がありますので、用途に応じて選択してください。

 自己復帰型ヒューズを内蔵していますので、もしもの過電流による動作停止後も自動で復帰します。


電子機器の保護
電源投入時より電圧を監視します。
異常電圧や電源の瞬断が発生するのは、ほとんどがキーオンかエンジンスタート時です。

オンの待機時間が必要な時
インターバルをおいて電源の供給を開始します。
電源投入時の不安定な電圧から機器を守ります。
電源に遅れて点灯や動作を開始してほしい機器にご使用いただけます。
メーターやフォグランプ、室内灯など、若干遅れて動作するのはクールですが、IPSで簡単に再現できます。

オン時電源監視機能
電圧が規定値を外れている場合、電源の供給を開始しません。
起動時から電源電圧が規定範囲外の場合、電源がオンになりませんので安全です。

バッテリー上がり対策
設定値以下に電圧が下がると、出力をカットします。
例えばヘッドライトを付けっぱなしにしてしまった場合など、バッテリー電圧が一定以下になると電源をカットします。
一度カット電圧を下回ると、復帰電圧を上回らない限り電源の供給が再開されません。
(バッテリーなどの特性に合わせた適正な設定のIPSを選択してください)

再起動時のインターバル
一度規定値を外れて電源カットされると、再度オンになるまでに待機時間があります。

使用用途
● 車載オーディオシステム
● 車載アンプ
● 車載PC
● オーディオデジタルアンプ
● 無線機
● GPS機器
● データロガー
● HIDライト
● LEDライト
● 電子パーツなど
● 精密機器や測定器を車両に搭載する場合。

特に、バッテリー容量や発電効率の低い車両やバイクで、威力を発揮します。

動作プログラム
IPSには様々な時間や電圧設定の製品があります。ご希望の機能を選択していただけます。

電源オンディレイ : IPSに通電してから機器に通電されるまでの遅れ時間

アンダーカットオフ電圧 : IPS入力電源電圧がこの値を割るとカット
アンダーカットオフタイム : 上記カットまでの遅れ時間
アンダーカット復帰電圧 : IPS入力電源電圧がこの値を超えると復帰タイム後に通電
アンダーカット復帰タイム : 上記復帰までの時間

オーバーカットオフ電圧 : IPS入力電源電圧がこの値を超えるとカット
オーバーカットオフタイム : 上記カットまでの遅れ時間
オーバーカット復帰電圧 : IPS入力電源電圧がこの値を割ると復帰タイム後に通電
オーバーカット復帰タイム : 上記復帰までの時間

ケース : ハードケース ・ ソフトケース

仕様

 電源電圧  DC 6.5V から DC 20V
 瞬間電流(1秒以下)
 IPS-6A-xxx-x 8A
 IPS-15A-xxx-x 20A
 動作電流(短時間)  IPS-6A-xxx-x 6A
 IPS-15A-xxx-x 15A
 動作電流(連続)
 IPS-6A-xxx-x  4A
 IPS-15A-xxx-x 10A
 待機消費電流  5mA 以下
 応答速度
 約 1mS
 設定電圧誤差
 ±3%
 設定時間誤差
 ±5%

  動作電流は周囲温度と環境に左右されますので、容量に余裕を持った製品をお選びください。 モーターやコイルなどにご利用される場合は、最大駆動電流がIPS定格(連続)の1/2以下を目安にしてください。 瞬間電流・動作電流 (短時間)の値は保証外です。

型式
IPS(IPS) - 電流 - 型式 - ケース材質 S(ソフト) H(ハード)


価格

MLabo. design
Made in Japan
BUY ご購入はこちらからどうぞ

ご注意
  IPCには電圧を平滑する機能はありません。 トランジェント電圧サプレッサMOVを装備しているモデルは、IPSを装着するだけで車両全体の異常電圧を 吸収する効果がありますが、吸収能力には限界があります。 動作までは時間的な遅れが生じます。 設定電圧、設定時間には数パーセントから数十パーセント の誤差があります。 電子機器類を完全に保護することはできません。 ご使用の機器類の保証は一切できません。 ご使用によって生じる損害に対し一切の保証はできませんのでご了承ください。

■ 利用上のご注意
使用方法などについてサポートをしておりませんので、販売店、または該当製品の開発実績のある開発メーカー様などにご相談ください。 開発のご依頼、OEM、製品採用などにつきましては、お問い合わせフォームよりご連絡ください。 データ値は記載されている条件下、または一般的な状況下における代表的な値で個々の状況における測定結果の精度について保証できません。 製品の使用により発生した損害や人災などについて一切の責任を負いません。 本製品は特別に高い品質や信頼性が要求される用途、その故障や誤作動が直接人命を脅かしたり人体に危害を及ぼしたりする恐れのある機器、発火や爆発などの可能性のある機器 (原子力制御機器、航空宇宙機器、輸送機器、交通信号機器、燃焼制御、医療機器、各種安全装置など)への利用を想定していません。 保証期間を定めている製品以外(センサー、電子デバイスなど)は初期不良のみの対応となりますのでご了承ください。

・仕様や販売価格は、性能向上のため予告無く変更になる場合があります。
・記載されている特徴、機能、仕様、価格などは、掲載時点での情報です。
・価格は希望小売価格につき、消費税を含んでおりません。(別途消費税が必要です)